概要:4月16日に、WikiFXの「真相公開」コラムにFX詐欺に関連投稿があり、投稿者の方に取材をさせて頂いたより悪徳業者の新しい詐欺の手口を伺いました。
(2021年4月取材)今回FX詐欺事件の被害者(下記「Aさん」)が婚活サイトに登録し、外国籍の女性とやり取りができ、その後Lineで連絡を取るようになりました。女性は自分のプロトレーダーの叔父から情報を貰い、利益が出ているので一緒に資金を増やし取引をしたいとAさんに頼み、イギリスの大手会社、「ThinkMarkets」という会社で口座を開設しました。
その後、Aさんがプロトレーダーの指導の元で取引を開始し、すぐに利益が出ました。プロトレーダーが5月に大相場があるので、10万から15万ドルで運用しようと勧め、Aさんは50万円(約5000ドル)を入金し、その後、1000ドルの出金もできました。結果的に合計550万円を入金していました。
数日後、AさんがFX会社の「担当者」を名乗る人から、「20%の税金(280万日本円)を代納しないといけない」と男性に連絡があって、入金を要求しました。その後、取引で利益が出るため、さらに260万円の税金を代納するように、Aさんに支払を強要しました。信用していたので、その男性に言われた通り、提示された個人名義の銀行口座に振り込んでいました。
次にMT5口座が凍結されて、FX会社担当者からAさんの口座はマネーロンダリングの疑いがあるため、400万円の罰金をと連絡が来ました。不審と思ったAさんは罰金は応じませんでした。その後も「担当者」と女性から、「半分の金額でもいいから」と凍結解除の為、お金を振り込む等連絡が届き続けています。
Aさんはすでにこれがfx詐欺事件と認定、警察に通報し、利用されている個人名義の銀行口座は凍結されています。
調べによると、MT5口座はThinkMarketsではなく、Shine Traderという名称で、その「担当者」のメールアカウントはspotterfxpteとなっていました。
FX投資で「財産を増やせろう」等の誘いがあったら、詐欺の疑惑であれば、まず以下の確認を行ってください。
WikiFXは継続的「真相公開」の投稿者にヒアリング・取材させて頂きます。悪徳業者の手口を掲載します。
投稿までの流れ:
FXOPENのNATALIAZAKHAROVAがFX / CFD業界でのゼロコミッション取引について語る
WikiBit今週注目記事【11月20日〜26日】
VirtueForexは、2013年に成立された外国為替取引のオンラインプラットフォームプロバイダである。ウェブサイトに掲載されている情報によると、ヨーロッパとアジアの市場に焦点を当てている。VirtueForexは、英国に本社を置くVirtue Technology Group Limitedによって運営されている。しかし、この会社は現段階ではいかなる規制も受けていない。
【WikiFX】以前にもご紹介させて頂いたロマンス詐欺、本日はニュースとともに、詳細をご紹介。