概要:仮想通貨ビットコイン、「インフレのヘッジ手段ではない」=『ブラックスワン』著者タレブ氏とコメント
著名なリスクアナリストであり、「Black Swan」の著者でもあるNassim Nicholas Taleb氏は、昨日のCNBCのSquawk Boxのインタビューで、ビットコインを「経済的なものとリンクさせるべき理由は全くない 」と評価、肯定的な態度から一変です。
「ビットコインには分散型のネズミ講の特徴があり、誰もがそれがネズミ講であることを知っている」とTaleb氏が述べています。「基本的に、インフレとビットコインの間には何の関係もありません。ハイパーインフレになっても、ビットコインがゼロになってもおかしくない。巧妙に設定された暗号システムは経済的なものと結びつく理由はまったくない」と付け加えました。
Taleb氏は過去にビットコインについて肯定的な意見を述べていたにもかかわらず、ここ2、3年で意見が変わってきています。その理由のひとつは、ビットコインをめぐる物語が、「交換媒体」という意味の通貨から、「価値の貯蔵庫」あるいは「デジタルゴールド」へと変化したことにある。
「暗号通貨は、中央銀行が発行する不換紙幣の代わりになるもの、政府のない通貨です」しかし、「1カ月で簡単に20%以上も価格が変動するような資産は通貨ではありえない。それは何か別のものです」。
「ビットコインは、特定の組織を持たない、グローバルな分散型のねずみ講であると言えます。」現状では、ほとんどの人がビットコインの価格が上昇することを期待して購入します。これにより、初期の投資家は、新しい人々が価格を上げて資産を購入することで基本的に報われるという、価格上昇サイクルが生まれます。
インフレを相殺したい投資家は、例えば、土地を投資するなど、将来的に利回りをもたらす有形のものに資金を配分した方が良いとTaleb氏は主張した。「もし価格が暴落しても、何かを手に入れることができます」。
日本時間 4月26日 午前11時 1BTC=52112USD (約561万日本円)
WikiFX:金融大手のフィデリティ・インベストメンツ(Fidelity Investment)のマクロディレクターであるJurrien Timmer(ジュリアン・ティマー)氏は、主要な暗号通貨であるビットコイン(BTC)が50,000ドルを超え、上昇トレンドを再開する準備ができているようだと述べています。
仮想通貨イノベーション評議会(Crypto Council for Innovation:CGI)は日本時間22日早朝、ビットコインに関する正しい情報発信を目的としたイベント「The ₿ Word」を開催。ビットコインへの影響がわずか。
「ブラックスワン」著者が再びTwitterでビットコインを批判:「BTCはインフレのヘッジになるという合理的な議論は一つもないし、なにもヘッジできない」。
7月12日、2012年からの高齢のクジラが、9年間ストックしていたビットコイン(BTC)計740BTC(譲渡時点で約2,600万ドル相当)使用したわかりました。