概要:先日にテスラ社が合計2億7200万ドルのビットコインを売却と表明、Elon Musk個人では保有し続けると発見。
米国の電気自動車およびクリーンエネルギー企業であるテスラ(Tesla)社は、15億ドルという画期的な投資を行った数ヵ月後に、約2億7,500万ドル相当のビットコインを売却したことを昨日の収益申告書のファイリングで明らかにしました。
この売却により、テスラは保有するビットコインを10%削減し、合計で1億100万ドル以上の収益を上げました。ビットコインの販売と電気自動車の販売により2021年1-3月の3ヶ月間の利益は4億3800万ドルで、昨年の1600万ドルから大幅に増加しています。
同社の最高財務責任者(CFO)であるZachary Kirkhorn氏は、投資家に対して「今あるものを長期的に保有し、顧客が車両を購入する際の取引からビットコインを蓄積し続けること」と述べています。
しかし、イギリス大手投資会社のHargreaves Lansdown社のアナリストNicholas Hyett氏は、「テスラはこれまでの投資で1億100万ドルの利益を上げているが、巨大な利益と損失は企業財務の本来のビジネスではありません」、全般的に良好な結果が得られているにもかかわらず、今後問題が発生する可能性があると述べています。
一方、テスラのCEOであるイーロン・マスク(Elon Musk)氏は、「私は自分のビットコインを一切売っていない」とツイターで説明しています。
マスク氏は、テスラが保有するビットコインの「流動性を証明する」ために、現金ではなく帳簿上の資産を保有するという意味で、保有資産の10%を売却したと指摘しています。
しかし、ビットコインは帳簿上で保有するには、依然として不安定な資産であることが明確です。
日本時間4月28日 10時50分 1BTC=55,575USD (約605万日本円)
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