金融先物取引業協会がFX プライムby GMOとサクソバンク証券に対して処分

　　一般社団法人金融先物取引業協会は2021年6月1日、同協会の会員にたいして、処分を行いました。

• 　　株式会社FXプライムbyGMO

　　けん責処分

　　FXプライムbyGMOは、システム上ではスリッページの排除は不可能であり、顧客からの苦情も複数回確認していましたが、2017 年９月６日から 2019 年 11 月 18 日の間のウェブ広告等で、「スリッページなし（０％）」と掲載していました。

　　この件について、金融庁関東財務局は2020年8月に証券取引等監視委員会より行政処分を行いまして、業務改善命令を発しました。

• 　　サクソバンク証券株式会社

　　過怠金１００万円処分

　　サクソバンクは2020年7月に、外部委託先が個人情報等を管理する第三者による不正アクセスを受け、38,026名分に及ぶ多数の個人情報を漏えい。システムリスク管理や外部委託先管理に関して、再発防止策は十分ではありませんでした。

　　この件について、金融庁関東財務局は2020年９月に証券取引等監視委員会より行政処分を行いまして、業務改善命令を発しました。

　　日本の証券会社は、金融庁及び金融先物取引業協会の厳しい監視監督の元で業務提供を行っています。広告も個人情報の管理の他に、完全信託保全の資金管理規制で投資家の資金をしっかり守っています。

　　一方海外FXブローカーでは、出金拒否が後を絶たず被害が多発しています。

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