ビットコイン市場の心理指標CFGIが「極端な恐怖」で最低値を記録

　　3万ドル台を割り込んだ後、ビットコインの価格は21日に8％以上も反発しています。一方で、ビットコイン市場の心理指標：暗合通貨恐怖＆欲望指数（Crypto Fear and Greed Index：CFGI）が記録するセンチメント指標は極めて低く、市場の「極度の恐怖」を反映しています。怖い言葉であるにもかかわらず、通常、この時期は資産を低価格で入手するのに最適な時期です。しかし、Tradingviewのテクニカルのデータによると、ビットコインはまだ “売り ”の範囲にあり、ビットコイン市場のオシレーターはより “中立 ”であることを示しています。

　　 CFGIセンチメント指標が「極度の恐怖」に到達

　　ビットコイン（BTC）の価格は、2021年7月20日に29,300ドルの安値をつけ、それ以来、価格は32,000ドルのハンドルを飛び越えることができました。しかし、反発をしているにもかかわらず、短期的なビットコイン価格の予測には多くの不確実性があります。

　　価格が再び29,000ドルのゾーンまで急落する可能性があると考える人もいれば、反発が必至で、次の軌道は史上最高値の64,000ドルを大きく上回るだろうと考える人もいます。

　　CFGIとは対照的に、TradingviewのBTC/USDテクニカルは似たようなストーリーを示していますが、いくつかの指標は異なる見通しを持っていると受け取れます。Tradingview社のBTC/USDテクニカルの1日の要約を見ると、「売り」の範囲に向かってスケールが大きくなっています。

　　暗合通貨バティブ取引所Delta のCEOのパンカジ‧バラニ（Pankaj Balani）氏は、「ボラティリティーは低いレンジに圧縮されています。29～31K は重要なサポートゾーンになっています。このレベルが崩れると、ボラティリティが大幅に上昇し、暗号資産の最終的なキャプチュードが発生する可能性があります。とはいえ、決定的な破壊が起こるまで、BTCはまだ30K～40Kドルの長方形の中にいます」と分析しています。