WikiFX：ドル円の相場分析レポート【10月12日】

通貨ペア：USD/JPY

　　皆様、おはようございます。今週はスッキリしない天気が続きそうです。来週からは気温がグッと下がるようなので、衣替えの準備を早めにしたいと思っています。

　　ドル円は113円台に突入しました。あっさりと112円台を超えたような感じがします。次のステージは114円台です。

　　さて、まずは月曜日（2021年10月11日）の相場の振り返りから。

昨日のFXトレード方針とファンダメンタル

　　 USD/JPY→113円台へ上昇

　　

　　予想では112円台前半まで一度下落してから112.500付近へ上昇すると考えていましたが、想像以上に早く113円台へ突入しました。次は114円台に向かっていくと思われます。113円台の前半で押し目買いをする方針です。

　　 CAD/JPY→指値約定せず

　　押し目買いをする方針でしたが、反落せずに上昇しました。方向感は正しく、91円台まで上昇しています。エネルギー価格の高騰、円安の継続という流れに沿った動きです。

　　現在、RSIは83になっていますので、非常に強い上昇トレンドです。しかし、上がりすぎ感が否めないので、RSIの数値に注目して70を割ったら一度買いポジションを決済するのが良いでしょう。

ファンダメンタルと経済指標

　　昨日、主要な経済指標の発表はありませんでした。

　　中国の不動産開発会社の問題もありますが、中国全体が資本主義に対する姿勢を硬化させているようです。リーマンショック以来、中国が世界経済をけん引してきた部分がありますが、方針を転換しているようにも思えます。

　　また、アメリカでは早くも年末商戦がスタートしています。消費需要は強く、各社もコロナ禍で失った利益を取り戻そうと競争が激化しています。

　　コロナ関係では、米メルクは新たなコロナ向けの飲み薬の緊急使用許可をFDAに申請しました。コロナを克服するための2つ目のステージに移ろうとしています。

米株式市場の概況

　　2021年10月11日、米国の株式市場は小幅安となりました。S&P500は0.7％安、ダウ平均株価は0.7％安、ナスダックは0.6％安です。

　　年末に近づくにつれて、アノマリー的には株価が上昇しやすい時期でもあります。ただ、やはり中国経済減速リスク、債務上限問題などもあり、予断を許さない状況です。

ドル円のレジスタンス/サポートライン

　　ドル円のサポート/レジスタンスラインを確認してみます。

　　 本日の予想レンジ： 112.530～113.800

　　 レジスタンスライン：113.800

　　 サポートライン：112.530、112.900

　　1時間足のチャートを見ると、バンドウォークが継続していると分析できます。113.800は非常に大きな抵抗帯です。112.900になれば、押し目買いをする方針です。今週は114円台へに突入するかどうかに注目です。

　　114.300が1つの目安になると考えています。

デイトレード計画（GBP/AUD）

　　 エントリーポイント（買い）‧‧‧1.85450

　　 利益確定ポイント‧‧‧1.84850（+60Pips）

　　 損切りポイント‧‧‧1.86050（-60Pips）

　　ポンド豪ドル（GBP/AUD）の戻り売りを狙いたいと考えています。ミドルバンド付近は、過去に反発した安値水準でもあるので、1.85450付近になれば戻り売りができると思います。

　　GBP/AUDは非常にボラティリティが高いので、十分注意してトレードしてください。

　　では、本日もよろしくお願い申し上げます。

　　【注意事項】

　　※全ての情報は、私が独自に判断しているものであり、あくまでも情報提供が目的です。投資判断の全ての責任は、トレーダーにあります。レポート著者を含め、WikiFXは一切の責任を負いません。

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