暗号通貨ニュース　11月18日昼刊

BTCの取引量が過去最高を記録

　　11月17日に、Glassnodeのデータによると、BTCの取引量は史上最高を記録し、7日間の平均値は136億1353万6,995.67ドルと記録した。

（イメージ：glassnodeデータ）

GlobalBlock：暗号通貨市場の下落トレンドは長続きしないと分析

　　英国を拠点とするデジタルアセットブローカーのGlobalBlockは、暗号通貨市場の下落は長続きしないと分析。 現在の暗号通貨市場の下落修正は、一時的なものと分析した。

　　GlobalBlock社のセールストレーダーは、今回の下落は、最近のドルインデックスの強気や、暗号通貨の規制強化を求める米国のインフラ法案などの、さまざまな要因によるものだと述べる。

　　しかし、暗号通貨の強気相場がまだ終わっていないを示唆するいくつかのテクニカル指標があるため、この下落調整は長く続かないと考えられる。

　　日本時間２０２１年１１月１７日 １３時ビットコイン価格が、60,000ドルでもみあい中。

　　（イメージ：WikiBit チャート詳細： https://q.wikibit.com/ja/market/USDT/6872731468202.html ）

FRBメンバー：ステーブルコインの規制は必要があるが、銀行の規則と全く同じする必要がない

　　連邦準備制度理事会（FRB）メンバーChristopher Waller（クリストファー・ウォーラー）が、11月17日に、ステーブルコインが安全な決済手段であることを保証するために、規制・監督の枠組みを強化する必要されるが、銀行と同じ監督を適用する必要はないと述べた。

　　ウォーラー氏は、クリーブランド連銀が開催したオンライン会議で、「ステーブルコインの規制・監督の枠組みは、暗号通貨決済手段からもたらしたリスクに対処するものでなければならない」と述べた。 「しかし、それは必ずしも銀行のルールや同じく規制を適用しないといけないではない」。

　　ステーブルコインは、米ドルや金融商品などの伝統的な資産に価値が紐付けた暗号通貨で、急速に成長している市場のひとつである。 一部のアナリストは、ビットコインなどの暗号通貨よりも、ステーブルコインの方が主流の決済手段として使われる可能性があると予測している。

　　ウォーラー氏は、今月初めに発表されたバイデン大統領のワークチームの報告書の中で、ステーブルコインが銀行の規制と同様に、発行者を規制するのような意見に対し、同意できないと述べた。

　　一方、中央銀行デジタル通貨（CBDC）について、CBDC発行の必要性には疑いと考えられる。同氏は、決済分野では「現実的で急速なイノベーション」が起きていることため、現在、FRBがデジタル・米ドルを発行すべきかどうかを検討られている。近々、関連する調査結果を発表する予定。しかしウォーラー氏は、政府がCBDCの発行を通じて、決済のコストの削減を図るべきだではないと述べた。

　　アプリダウンロード