概要:本日は豪ドル円のトレード方針をご紹介!ヘッド&ショルダーの右肩を狙い、83.589円てショートで エントリーがおすすめ。利確ポイントは83.085円が目安です。
ついに今年最終日です。1年の無事に感謝しつつ、来年を迎えたいと思います。それでは昨日(12月30日)のドル円の動きを振り返ってみましょう。
30日は日付変更と同時に売りが入り114.94円の値をつける。東京時間は底固い展開となり、新年を前にして実需の買いが入ったとの声も聞かれました。日経平均が上げに転じるとドル円も上昇。ドル買いが持続し115.22円の値をつけました。ただし、115.20円台からは売り注文も固まっており反落していきます。
ロンドン時間に入るとドル買いが先行するも、米10年債利回りの下落を受けて軟調地合いとなりました。年末らしい上下を行き来する方向感のない展開となっています。
NY時間に入るとドル高の流れとなります。「前週分 新規失業保険申請件数」は予想外に減少。新型コロナウィルスの感染拡大にも関わらず、3週間ぶりの減少となり、労働需要の堅調ぶりが確認されました。あわせて米10年債利回りも堅調に推移しており、115.18円まで値を戻します。その後は115.20円の売り注文に押され反落。ロンドン時間安値付近まで値を下げ、再び方向感のない展開となっています。
本日は日本、スイス、ドイツが休場です。引き続き、年末の閑散相場ですので、薄商いの突発的な値動きには注意しましょう。
注目度の高い重要指標、発言はありません。
·マンスリー·セントラル·ピボット·レンジを使用した環境認識
·デイリー·セントラル·ピボット·レンジを使用した環境認識
ドル円4時間足のチャートを見ていきましょう。
緑、青、赤の三本線は『セントラル·ピボット·レンジ(CPR)』と呼ばれるものです。先月と今月のCPRの位置関係から相場環境を分類していきます。
今回のCPRのパターンは『Overlapping Higher Value』と呼ばれるものです。当月のCPRが先月のCPRより高い位置にあるものの、一部が重なっていることが条件となっています。やや強気な相場を表しており、トレード戦略としてはCPRを使用した押し目買い。条件が揃えばブレイクアウトも狙える形状です。
現状はブレイクアウトの条件を満たしていないので、今月の戦略としては「押し目買い相場」であったことが確認できます。
合わせて表示してある緑色水平線と桃色帯は、本日の国内外の注文状況です。
115.30-50円に断続的な売り注文、114.70円、114.50円に買い注文が入っています。
チャートはドル円1時間足です。こちらは1日単位で更新されるデイリー·セントラル·ピボット·レンジ(DCPR)です。
CPRで確認すると、前日のCPRより本日のCPRが完全に上に位置しますので『Higher Value』と呼ばれる最も強気のパターンとなります。ただし、始値が「ボトム·セントラル·ピボット」(緑色水平線)よりも下に位置していますので、本日は様子見となります。
また、CPRの三本線がかなり狭くなっています(かなり狭いので赤線1本のみに見えます)。これはCPRの「Trending」と呼ばれる形状で、本日に値が大きく動きやすいことを表しています。ボリンジャーバンドのスクイーズのイメージに近く、ブレイクアウト戦略が機能しやすいです。
本日のトレード方針
本日は豪ドル円で売買方針を示していきます。
·エントリーポイント…83.589
·利益確定ポイント(T/P) …83.085
·損切りポイント(S/L)…83.744
·建値ストップ移動ポイント…83.133
チャートは豪ドル円30分足を見ていきましょう。
現在チャネル上限と4時間足クラスのフィボナッチターゲットで綺麗に反転しています。相場は上昇相場となっていますが、大きな節目に到達していますので、本日は戻り売りを狙っていきます。
エントリーポイントは戻りの急所となる「フィボナッチリトレースメントの61.8%」と「ヘッド&ショルダーの右肩狙い」です。利益確定ポイント(T/P)は30分足規模のフィボナッチターゲットなのですが、直近の高値が4時間足規模のターゲットに到達していますので大きな下落も考えられます。よって、利益確定ポイントに到達しても、ポジションの三分の一は大利狙いで残していきたいと考えています。
建値決済ポイントはよく機能しますので活用下さい。損切りポイント(S/L)は直近高値の少し上に設定しています。
豪ドル円の1日の平均値変動幅を表すADRです。
値幅が収縮してきましたので、ブレイクアウトの可能性が高まっています。
ADR20=88
ADR10=76
ADR5=56
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