概要:1日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、約2週間ぶりに129円台へ浮上した。 早朝の取引は128円半ばで推移したが、米10年債利回りの上昇でドルへの買いが強まり、ユーロや円に対して上昇。
1日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、約2週間ぶりに129円台へ浮上した。
早朝の取引は128円半ばで推移したが、米10年債利回りの上昇でドルへの買いが強まり、ユーロや円に対して上昇。
一方、日経平均株価は堅調地合いだが、上海総合指数などアジアの主要指数は弱含み、リスク選好的な円売りは抑制されている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は128円65銭から129円18銭、ユーロ・円は138円10銭から138円49銭、ユーロ・ドルは1.0708ドルから1.0738ドル。
【要人発言】
・若田部日銀副総裁
「経済の下振れリスクが顕在化すれば、ちゅうちょなく必要な追加措置」
「現状は低インフレと一部価格の上昇が同居。
政策には適切な分業が必要」
「物価2%超、半年から1年程度なら目標の持続的・安定的な達成ではない」
【経済指標】
・日・1-3月期法人企業統計調査・全産業設備投資:前年比+3.0%(予想:+3.6%、10-12月期:+4.3%)
・豪・1-3月期GDP:前年比+3.0%(予想:+3.3%、10-12月期:+4.4%←+4.2%)
・中・5月財新製造業PMI:48.1(予想:49.0、4月:46.0)