米国：今後、行き過ぎた金融引き締めは無いと判断されたか

　　6月3日、前日の米国株式市場が堅調な事もあって、日経平均株価は、前日比246.74円高の27660.62円でスタートした。

　　5月31日、連邦準備理事会（ＦＲＢ）ではインフレに対応する為に利上げの意思を示したばかりだが、電気機器や、精密機器を取り扱っている大型ハイテク株が堅調な事を考えると、それを過度に心配している様子では無いとロイターでは報じている。

　　ただ、前日の6月2日の為替状況ですが、

• 　　USDJPY始値130.1、終値129.8で30銭前後の下落、

• 　　EURUSD始値1.0644、終値1.0744で1セント前後の上昇、

• 　　GBPUSD始値1.2482、終値1.2571で0.9セント前後の上昇、

• 　　AUDUSD始値0.7171、終値0.7263で0.9セント前後の上昇、

　　となっていて全体的に逆相関となっている、このため米国株、日本株ともに為替を引っ張るほどの強さは無く、大きなトレンドに繋がるとは考えづらい。

　　本日の相場の詳細：https://japan.wikifx.com/dailyreport-20220603/