概要:黒田日銀総裁が20日首相官邸入りし、岸田首相と会談をしたことが分かりました。
黒田日銀総裁が20日首相官邸入りし、岸田首相と会談をしたことが分かりました。会談後、岸田首相は「急激な円安は憂慮している」「現在の物価高を含めた経済状況について、黒田日銀総裁と意見交換をした」とのコメントを発表しました。一方の黒田日銀総裁は、「岸田首相に対し世界経済・金融資本市場についての説明をした」「首相から特別な言葉はない」「引き続き為替の動向を注視している」と、具体的内容を避ける発言に留まりました。
本日のアジア時間15時過ぎからクロス円は全般的に下落傾向となり、米ドル円は本日高値の135.426から134.518まで90pipsほど下落しています。本日は米国が奴隷解放記念日のため祝日となり、株式市場が休場のため、米国時間にかけてのボラティリティの低下に注意が必要です。
このままクロス円が下落となり、米ドル円が下方向を目指した場合、日足10EMAラインの133.439付近までは下伸を考慮しておきましょう。また、4時間足でのRSIが6月8日の86をつけてから下降基調となっており「ダイバージェンス」が発生しているため、明日の米・中古住宅販売件数の結果を考慮しつつ、米ドルの方向性に注目したいところです。
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