概要:本日発表されたスイスの5月貿易収支(貿易輸出額から輸入額を差し引いたもの)は、前回値の40.34億スイスフランから9億フラン強減少し、31.16億フランとなりました。
本日発表されたスイスの5月貿易収支(貿易輸出額から輸入額を差し引いたもの)は、前回値の40.34億スイスフランから9億フラン強減少し、31.16億フランとなりました。スイスでも各国同様、消費者物価指数(CPI)が前年比で2.9%へと小幅に上昇している中、SNB中央銀行は、先週16日(木)に0.5%の利上げを発表。政策金利がマイナス0.25%へと変更になったばかりでした。
先週のSNB政策金利発表前後から高騰していたスイスフランは、昨日、米国市場が休場だった中でも健闘し、フラン円は138.863から140.170まで約130pipsほどの上昇となりました。フラン円の140円台乗せは、2015年1月のスイスフラン・ショック時以来となっています。本日のアジア時間では穏やかな値動きとなっており、記事投稿時点ではフラン円は、139.681付近で推移しています。
対米ドルでも同様、4時間足でのレンジ推移となっており、米ドルフランは0.9640付近での値動きです。本日は米国が連休明けとなるため、米国時間にかけての米ドルの強弱性に注意しつつ、価格動向を見守りたいところです。
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