概要:21日に発表された英国の不動産検索サイト「ライトムーブ」が発表した6月の住宅売り出し価格は、前月比で0.3%の上昇となり、前回値の2.1%から下振れました。
21日に発表された英国の不動産検索サイト「ライトムーブ」が発表した6月の住宅売り出し価格は、前月比で0.3%の上昇となり、前回値の2.1%から下振れました。前年比でも同様に前回値の10.2%を下回り、9.7%で着地しました。先月5月に発表された調査結果が2014年以来の高い伸びを記録していましたが、物価高により住宅需要は今後鈍化すると予想されていた中での、概ね市場予想通りの結果となりました。
結果を受け、小幅上昇していたポンド円は反落し、165.594まで下落しました。テクニカル的には、ポンド円は下落しているながらも時間足20MAより上に位置しており、RSIも70に到達せずバッファを残しての値動きとなっています。
6月9日(木)につけた168.728の高値と、先週16日(木)につけた159.980の安値を結んだフィボナッチ・リトレースメントでは、61.8%水準よりも上部に位置しているため、このまま欧州時間に入る前に下落に勢いがつくのか、慎重に見極めたいところです。なお、ポンドは対米ドルでは4時間足で下値を切り上げているため、念のため上昇余地を念頭に置いておきましょう。
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