概要:オーストラリアのウエストパック銀行が毎月公表している、国内の景気動向を表す指標である、「ウエストパック先行指数」が22日発表され、5月は前月のマイナス0.15%から小幅改善し、マイナス0.06%となりました。
オーストラリアのウエストパック銀行が毎月公表している、国内の景気動向を表す指標である、「ウエストパック先行指数」が22日発表され、5月は前月のマイナス0.15%から小幅改善し、マイナス0.06%となりました。
豪政府は新型コロナウイルスのパンデミックにいち早くロックダウンを導入し、経済鈍化を防いできた功績がある一方、地政学リスクの高まりから資源価格が高騰し、豪経済も例外なくインフレ率が上昇していました。
豪州準備銀行(RBA)は、今月7日に市場予想を上回る0.5%の利上げを発表し、政策金利を0.85%に引き上げたばかりです。豪・10年債利回りも4.06%と高水準へと移行しました。
今回の指標発表を受け、本日のアジア時間で失速していた豪ドル円は、短期足で一時的に反発したものの、下落の流れを阻止できず円高基調が継続となりました。現在の豪ドル円は94.575付近で推移しており、時間足ですでに20EMAを下抜けています。上位足の4時間足では10EMAで下値を支えられているものの、依然RSIが58と高めのため、下落基調が継続するのか注視が必要です。
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