概要:24日(金)にシンガポール経済開発庁(EDB)が発表したシンガポールの5月製造業生産は、前月比で10.9%となり、前回値の2.1%から大きく上昇しました。
24日(金)にシンガポール経済開発庁(EDB)が発表したシンガポールの5月製造業生産は、前月比で10.9%となり、前回値の2.1%から大きく上昇しました。市場予想が2.8%となっていた中での結果となり、前月同様伸びが加速しました。また、前年比でも前回値の6.4%から大幅上昇し、13.8%となりました(前年比の市場予想は5.8%)。
シンガポールのCPIは今年5月時点で5.4%(前年同月比)となっており、欧米と同じく物価上昇が起き、2012年4月以来10年振りの高水準で推移しています。シンガポールはハイテク製品輸出額の世界ランキングで第4位となっており、金融以外でもアジア経済をけん引しています。
結果を受け、シンガポールドル円は97.000のキリ番から小幅上昇となり、97.125まで上昇しました。ただ、15分足では75MAの真上に位置しており、時間足では20MAと200SMAがレジスタンスとなっています。とは言え、上位足の日足では20MAより上での上昇トレンドが崩れていないため、欧州時間にかけて上伸となるのか注目しましょう。
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