概要:シンガポール統計局が5日午後に発表した5月の小売売上高は、前月比で1.8%増となり、前月の1.1%増からさらに加速しました。前年比では17.8%の大幅増となり、前回値の12.1%を上回りました。
シンガポール統計局が5日午後に発表した5月の小売売上高は、前月比で1.8%増となり、前月の1.1%増からさらに加速しました。前年比では17.8%の大幅増となり、前回値の12.1%を上回りました。
シンガポール統計局によると、民間セクターの成長は引き続き堅調で、住宅価格は第2四半期で3.2%ほど上昇。消費者物価指数も5.6%と、過去10年半で最高値となっています。また、シンガポール国内の製造業の成長は、コンセンサスを上回っている状況です。新型コロナウイルス対策のロックダウンが解除されたことも、指標好調の要因となっています。
シンガポールドル円は、昨日の下落から反発し、現在97.606付近で推移しています。指標は大きな影響なく、4時間足では200SMAにタッチすることなく反発しており、既に20MAも上抜けています。テクニカル面では、日足20MAが下値サポートとなり反発が入っている状況です。ただ、上昇チャネルの上限に達しているため、調整下落には警戒が必要です。
このまま上昇が継続するかは、比較的相関性の高い米ドルの値動きも注視しておきたいところです。本日は米国が祝日明けのため、米国時間での活発な値動きに注意しましょう。
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