概要:[12日 ロイター] - フランスの自動車大手ルノーは、上期の乗用車販売が30%減少したことを明らかにした。ロシアから撤退したことが響いた。 世界販売は前年比29.7%減の100万台強。ロシアのアフ
[12日 ロイター] - フランスの自動車大手ルノーは、上期の乗用車販売が30%減少したことを明らかにした。ロシアから撤退したことが響いた。
世界販売は前年比29.7%減の100万台強。ロシアのアフトワズとルノー・ロシアの事業を除くベースでは前年比12%減。
朝方のルノー株は2.3%下落している。
JPモルガンによると、ウクライナ侵攻以前、ロシアはルノーにとって2番目に大きな市場で、利益の15%を占めていた。
ルノーはロシア撤退の影響のほか、半導体危機にも言及。ただ下期の半導体生産には明るい見通しを示した。
半導体の入手状況が改善しており、下期の半導体生産は上期を大幅に上回る見通しという。