概要:スウェーデン統計局(SCB)が発表したスウェーデンの生産者物価指数(PPI・2020年=100)が26日に発表され、前月比で1.8%から2.5%へ上昇しました。
スウェーデン統計局(SCB)が発表したスウェーデンの生産者物価指数(PPI・2020年=100)が26日に発表され、前月比で1.8%から2.5%へ上昇しました。前年比でも24.4%から25.6%へ上昇、137.0となりました。スウェーデンのPPIの最高値は1974年4月の28.1%ですが、2021年6月以降上昇傾向が続いています。
SCBによると、輸出市場で2.7%、国内市場で2.1%上昇しました。輸入市場では、3.7%の価格上昇となりました。エネルギー価格の高騰により、全業種で価格上昇が反映される形となりました。消費財価格は13.2%、投資財は11.4%の上昇となりました。エネルギー価格を除いたコアPPIは、前年比で17.3%でした。
指標発表後、スウェーデンクローナは対円で反発しました。クローナ/ 円は13.359から13.405まで上昇。時間足で下落していましたが、200SMAに下値をサポートされ反発しています。上昇が継続した場合、直近高値の13.451を上抜け13.636を目指すのか見守りたいところです。
なおクローナ/ 円は日足ベースで三尊天井のような形状となっているため、念のため下落に警戒が必要です。
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