概要:[27日 ロイター] - 英豪系資源大手リオ・ティントが27日発表した上半期決算は、実質利益が前年同期比29%減少した。中国の需要減退による鉄鉱石価格の下落、コスト上昇、労働力不足が圧迫した。 ヤコ
[27日 ロイター] - 英豪系資源大手リオ・ティントが27日発表した上半期決算は、実質利益が前年同期比29%減少した。中国の需要減退による鉄鉱石価格の下落、コスト上昇、労働力不足が圧迫した。
ヤコブ・スタウショーン最高経営責任者(CEO)は市場環境が厳しくなっていると指摘。労働市場の逼迫や投入コストの上昇、サプライチェーンの混乱などによる影響を受けていると説明した。
上半期の実質利益は86億3000万ドルと、過去最高だった前年同期の121億7000万ドルから減少した。同社がまとめた予想(83億7000万ドル)は上回った。
中間配当は1株当たり2.67ドルと、前年同期の5.61ドルから半分以下に引き下げた。ただ配当総額は43億ドルで中間配当としては過去2番目の大きさだった。
2022年の設備投資計画を5億ドル減額し75億ドルとした。