概要:オーストラリア統計局(ABS)が28日に発表した6月の小売売上高(季節調整済み)は、前回値の0.9%から低下し0.2%の伸び率となりました。
オーストラリア統計局(ABS)が28日に発表した6月の小売売上高(季節調整済み)は、前回値の0.9%から低下し0.2%の伸び率となりました。また、同時発表された4-6月期の輸出物価は、前回値の18.0%から10.1%に低下。輸入物価は5.1%から4.3%へと低下しました。
ABSによると、百貨店売上がマイナス3.7ポイントと大きな鈍化が見られた一方、テイクアウトを含むレストランなどの飲食は2.7ポイントの上昇となりました。百貨店や居住関連が低下する中、衣類は前回値から回復し、2,907億豪ドルまで上昇しました。
豪・小売売上高の発表を受け、豪ドルは軟化。対円で下落しています。豪ドル円は昨日安値を割り込み、95.687から94.516まで110pipsほど下落。時間足200SMAを下抜けています。時間足200SMAと200EMAがデッドクロスをしており、4時間足RSIも47付近で下降中です。このまま下伸するのかしっかりと見極めましょう。
一方、豪ドル/ 米ドルは底堅く推移しており、昨日安値の0.6911から0.7012まで約100pipsほど上昇しています。テクニカル的には、日足75MA直下まで上昇しており、日足75MAの0.7012がレジスタンスとなり反落するのか、注視したいところです。
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