概要:オーストラリア統計局(ABS)が29日に発表したオーストラリアの生産者物価指数(PPI)は、前期比で1.4%の増加、前年比で5.6%の増加となりました。
オーストラリア統計局(ABS)が29日に発表したオーストラリアの生産者物価指数(PPI)は、前期比で1.4%の増加、前年比で5.6%の増加となりました。前期比では前回値を下回ったものの、前年比では前回値から上昇幅を増加させました。前年比では2008年12月以来の強い伸び率となりました。
部門別では、木材や金属など資材の供給制約と労働者不足により、建築関連が3.9%増加。また、世界的な原油供給不足と新型コロナウイルス感染による行動制限の解除から石油需要が増加し、エネルギー関連は31.5%増となりました。
本日のアジア時間では、豪ドルが最強通貨となっています。日本円が最弱通貨ということもあり、豪ドル円は93.565から94.265まで70pipsほど上昇しています。昨日の豪ドル円は、クロス円の全般的な下落に引っ張られ、1.9円の下落となりました。
テクニカル面では、豪ドル円は4時間足200SMAに下値をサポートされ反発しています。しかしながら、日足20MAよりも下位に位置しており、日足RSIも50で下降傾向にあります。本日確定する7月の月足は現在ピンバー(陽線)となっていますが、本日中に93.570を割り込むと陰線に転換します。
月末最終日の値動きがどうなるのか、米国時間に向けてしっかりと静観しましょう。
露ウクライナ4州併合、英大幅減税など激動の先週の相場の動きをおさらい
英銀行が国債の無制限買い入れを発表!乱高下するポンドドルの値動きを分析します。
各通貨のターゲットは何処?値幅観測を使用して到達ポイントを予想します。
プーチン氏「ロシア・ウクライナ戦争で部分的国民動員」を表明 ゴールド高騰