概要:ニュージーランドの第2四半期雇用統計が3日に発表され、失業率は過去最低を記録した前回値の3.2%から0.1ポイント悪化し3.3%となりました。
ニュージーランドの第2四半期雇用統計が3日に発表され、失業率は過去最低を記録した前回値の3.2%から0.1ポイント悪化し3.3%となりました。市場予想の3.1%を上回りました。従業員数は9.6万人、雇用率は0.1ポイント低下の68.5%、労働力率は70.9%から70.8%へわずかに低下しました。統計担当のBecky Collett氏は「失業率は依然低水準で引き続き労働市場のひっ迫を示している」と述べています。
ニュージーランドのCPIは直近で7.3%となっており、今月17日(水)に開催予定のRBNZ政策金利発表では、2.5%から更なる利上げが予想されています。
クロス円が全般的に大きな反発を見せる中、NZドル円の反発は芳しくありません。昨日、米ドル円は米・ペロシ下院議長が無事台湾に到着したことを受け、2.8円もの上昇となりました。一方のNZドル円は、1.2円の上昇にとどまり、本日のアジア時間では米ドル円と異なる値動きをしています。
NZドル円は、昨日高値の83.476から82.750まで約70pipsほど下落。雇用統計の結果が市場予想を下回ったことから、上値が重くなっています。テクニカル的には、NZドル円は時間足20MAにタッチすると同時に下落しているため、下値更新をするのか慎重に判断しましょう。
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