概要:ドイツの6月・鉱工業生産がドイツ連邦統計局より5日に発表され、前年比で前回値のマイナス1.5%からマイナス0.5%に改善し、前月比でも前回値の0.2%を上回り0.4%増となりました。
ドイツの6月・鉱工業生産がドイツ連邦統計局より5日に発表され、前年比で前回値のマイナス1.5%からマイナス0.5%に改善し、前月比でも前回値の0.2%を上回り0.4%増となりました。それぞれ市場予想を上振れました。
内訳として、資本財生産が1.0%増、消費財生産は1.1%増、中間財生産は0.3%増となりました。建設業の生産高は0.8%減でした。統計局いわく、「6月の生産性に大きな変化はなかったが、パンデミックとウクライナ情勢による影響が長引いたため、供給のボトルネックが生産性を依然妨げている」とのことでした。
昨日の米国時間で最強通貨となっていたユーロは本日のアジア時間で弱含んでいましたが、指標発表後に反発しました。ユーロ米ドルは現在1.0228付近で推移しており、時間足20MAに下値をサポートされる形で反発を試みています。
本日の米・雇用統計を前に弱気ムードな米ドルの影響も相まって、ユーロ米ドルは昨日100pipsほど上昇しました。ただ、4時間足では下限・1.0096-上限・1.0292のレンジ内から抜け出せていません。日足ベースでは下値を切り上げるアセンディングトライアングルにも見えるため、欧州時間にかけてユーロが強含むのか注目しましょう。
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