概要:シンガポールの6月小売売上高がシンガポール統計局より5日に発表され、前月比でマイナス1.4%に、前年比で前回値の17.8%を下回り14.8%で着地しました。
シンガポールの6月小売売上高がシンガポール統計局より5日に発表され、前月比でマイナス1.4%に、前年比で前回値の17.8%を下回り14.8%で着地しました。前年比で市場予想の18.1%も下回りました。
自動車販売を除くと、前年比で19.8%増となり、5月の22.6%をわずかに下回りました。6月小売売上高の38億シンガポールドルのうち、12.7%がオンラインによる売上で、5月の11.7%からさらに増加しました。また、アパレル業界の伸びが顕著で、前年比92.4%と過去最高の伸び率を記録しました。百貨店売上も前年比で57.8%増となり、時計と宝飾品の売上高は、前年同月比で53.6%増加しました。
指標発表後、一時的に対米ドルで反落したシンガポールドルですが、ふたたび上昇基調へ戻っています。米ドル/ シンガポールドルは週足で3週連続陰線となっており、日足でも20MAよりも下位に位置しています。時間足では200SMAがレジスタンスとなり、下落を繰り返しています。
米ドル/ シンガポールドルはすでに先月安値を更新しており、5月31日の安値に向けて値を下げているため、本日の米・雇用統計で米ドル売りに拍車がかかるのか注視しましょう。
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