概要:日本の6月の国際収支(速報値)が財務省より8日に発表され、経常収支はマイナス1,324億円の赤字となりました。輸出は8兆5,831億円となり、16ヶ月連続増加。
日本の6月の国際収支(速報値)が財務省より8日に発表され、経常収支はマイナス1,324億円の赤字となりました。輸出は8兆5,831億円となり、16ヶ月連続増加。輸入は9兆6,970億円となり、こちらは17ヶ月連続増加で着地しました。前年同月比では、マイナス8,720億円の赤字転化となりました。ただ、経常収支は市場が予想していたマイナス7,038億円ほどは悪化しませんでした。
週明けの為替市場は、緩やかな米ドル買い・円売りでスタートしています。米ドル円は、本日安値の134.853から135.578まで75pipsほど上昇。先週末高値を更新しました。先週末の米・雇用統計では予想を大幅に上回る好結果となり、失業率も3.5%まで低下したことから米ドルが急騰しましたが、週明けのアジア時間でも流れを踏襲しています。
米ドル円は、時間足10MAに下値をサポートされながら上昇を試みており、4時間足200SMAラインの135.960まで上伸するのか注視したいところです。
なお今週は10日(火)に米・消費者物価指数を控えており、前回値の9.1%を超えるのかに注目が集まっています。まずは週始めの価格動向をじっくりと静観しましょう。
露ウクライナ4州併合、英大幅減税など激動の先週の相場の動きをおさらい
英銀行が国債の無制限買い入れを発表!乱高下するポンドドルの値動きを分析します。
各通貨のターゲットは何処?値幅観測を使用して到達ポイントを予想します。
プーチン氏「ロシア・ウクライナ戦争で部分的国民動員」を表明 ゴールド高騰