概要:オーストラリアの7月の雇用統計が18日にオーストラリア統計局(ABS)より発表され、失業率は前月の3.5%から改善し3.4%となりました。1974年8月以来、48年ぶりの水準へ低下しました。
オーストラリアの7月の雇用統計が18日にオーストラリア統計局(ABS)より発表され、失業率は前月の3.5%から改善し3.4%となりました。1974年8月以来、48年ぶりの水準へ低下しました。事前予想では失業率は3.5%と予想されていた中での低下となり、労働市場のひっ迫が明らかとなりました。
一方、新規雇用者数は前月の8.84万人から大幅低下し、マイナス4.09万人で着地しました。また、ABSは5月までの週平均収入が1.9%増加し、週間額で1769.80豪ドルになったと発表しました。
豪・雇用統計の発表後、豪ドルは一時的に対円・対米ドルで下落しましたが、その後持ち直しています。豪ドル/ 米ドルは昨日の米・FOMC議事録の公表もあり大幅下落となりました。現在の豪ドル/ 米ドルは0.6930付近で推移しており、反発力を貯めている最中です。
テクニカル的には、豪ドル/ 米ドルは日足下降チャネルの上限から下落をしている途中のため、週足以上の長期では下目線が継続されます。しかしながら4時間足では直下に200SMAがサポートラインとして機能していることに加え、RSIも30となっているため、短期での反発が入る可能性を念頭に置いておきましょう。
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