概要:7月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)が総務省より19日に発表され、総合指数は前年比で2.6%の上昇となり、前月と一致しました。
7月の消費者物価指数(CPI、2020年=100)が総務省より19日に発表され、総合指数は前年比で2.6%の上昇となり、前月と一致しました。生鮮食品を除いたコアCPIは、前年比2.4%増となりました。生鮮食品とエネルギーを除いたコアコアCPIは前年比1.2%増で着地しました。
内訳として、生鮮野菜のたまねぎが71.2%ともっとも上昇率が高くなり、都市ガス代の24.3%、電気代の19.6%の上昇率が目立ちました。ガソリンの上昇幅は縮小しました。一方、通信料(携帯電話)はマイナス21.7%でした。
本日のアジア時間序盤では、クロス円が全体的に上昇しています。米ドル円は135.719から136.372まで60pipsほど上昇。今年高値の更新まであと3円に迫っています。テクニカル的には、米ドル円は日足20MAを実体足で上抜け、ダブルボトムを形成後にしっかりと上昇基調に入っているため、日足直近高値の137.454まで値が伸びるのか注目しましょう。
米・FOMC議事録の公表も消化し、8月後半に入り大きなイベントは25-27日に開催されるジャクソンホール会議のみとなってきたため、テクニカルに沿った忠実な値動きが継続するのか、注視したいところです。