概要:[オスロ 2日 ロイター] - ノルウェーのエネルギー大手エクイノールは2日、ロシアからの撤退が完了したと発表した。国際石油・ガス企業としては初の同国からの完全撤退となる。 ロシアのウクライナ侵攻を
[オスロ 2日 ロイター] - ノルウェーのエネルギー大手エクイノールは2日、ロシアからの撤退が完了したと発表した。国際石油・ガス企業としては初の同国からの完全撤退となる。
ロシアのウクライナ侵攻を受けてエクイノールはロシア事業を段階的に縮小してきた。唯一残っていた北極圏のハリヤガ油田も処分を終えた。
「ハリヤガからの撤退に伴いロシアに残る資産や事業はない」と説明した。
ロシア国内で多くの資産を保有していることを批判されている仏トタルエナジーズは26日、ロシアの石油ガス大手ノバテクとの合弁で保有してきたシベリアのガス田権益を同社に売却すると発表した。
英シェルとBPは、ロシアから撤退する方針を示しているが、まだ完了していない。
また米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米エクソン は極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン1」からの撤退を認めなければ提訴するとロシア政府に通告した。