概要:[チューリヒ 13日 ロイター] - スイスの金融大手UBSのサラ・ヤングウッド最高財務責任者(CFO)は13日、世界経済の減速やインフレ、エネルギー価格上昇を巡る懸念が投資家の信頼感に打撃を及ぼし、
[チューリヒ 13日 ロイター] - スイスの金融大手UBSのサラ・ヤングウッド最高財務責任者(CFO)は13日、世界経済の減速やインフレ、エネルギー価格上昇を巡る懸念が投資家の信頼感に打撃を及ぼし、顧客の間で警戒感が高まっていると指摘した。
バークレイズのイベントで「世界で起きていることを踏まえると、顧客は明らかに慎重になっており、取引や経常収益の減少につながっている」と述べた。
また、各地域の景気動向に沿ったパターンになっているとし、米国やスイスが比較的好調な一方、アジア太平洋の顧客は依然としてレバレッジを縮小していると指摘。「欧州と英国は困難かつ慎重な状況にある」と述べた。
UBSの投資銀行業務については、第2・四半期の傾向が続いているとし、「アドバイザリーでも資本市場でも業界全体で資金が減少している」と語った。