概要:[ロンドン 14日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が14日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比9.9%上昇した。燃料価格の下落を背景に、伸び率は40年ぶりの高水準だった7月の10
[ロンドン 14日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が14日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比9.9%上昇した。燃料価格の下落を背景に、伸び率は40年ぶりの高水準だった7月の10.1%から鈍化した。ロイターがまとめた市場予想は10.2%上昇だった。
季節調整前の前月比では0.5%上昇した。7月は同0.6%上昇しており、エコノミストも0.6%上昇を予想していた。
8月は車両用燃料・潤滑油の価格が6.8%下落し、2020年4月以来の大幅なマイナスとなった。
ただ英インフレ率は依然、主要先進国の中で最も高く、イングランド銀行(中銀)は22日の会合で追加利上げを決めるとみられている。
金利先物は、英中銀が22日に政策金利を75ベーシスポイント(bp)引き上げて2.5%とする確率を79%と織り込んでいる。