概要:[パリ 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)メンバーのフランス中銀のビルロワドガロー総裁は14日、政策金利が年内に中立水準に達する可能性があるという認識を示した。 ビルロワドガロー総裁は、
[パリ 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)メンバーのフランス中銀のビルロワドガロー総裁は14日、政策金利が年内に中立水準に達する可能性があるという認識を示した。
ビルロワドガロー総裁は、金融政策正常化に向けたサイクルが終了する水準に言及することは時期尚早としつつも、中立金利は将来の金利の道筋をある程度明確にすると指摘した。
その上で「ユーロ圏の中立金利は名目ベースで2%以下もしくは近辺になると推定され、年末までに到達すると確信している」とし、「それまでは断固として、同時に秩序ある方法で行動する必要がある」と述べた。
また、金利正常化プロセスから中立金利を超える引き締め局面への移行は、それが必要であると証明された場合のみであるとした。