概要:[ワシントン 15日 ロイター] - 米労働省が15日に発表した8月の輸入物価は前月比1.0%下落した。石油製品の価格低下とドル高で押し下げられ、2カ月連続で下落した。インフレ抑制要因になる可能性があ
[ワシントン 15日 ロイター] - 米労働省が15日に発表した8月の輸入物価は前月比1.0%下落した。石油製品の価格低下とドル高で押し下げられ、2カ月連続で下落した。インフレ抑制要因になる可能性がある。
7月は1.5%下落。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1.2%の下落だった。
前年同月比では7.8%上昇。7月は8.7%上昇していた。
燃料の輸入価格は前月比6.8%下落。7月は7.5%下落していた。石油・石油製品は7.1%、食品は1.6%、それぞれ下落した。
燃料、食品を除くコア輸入物価は0.1%下落。7月は0.5%下落していた。前年同月比では3.8%上昇。コア輸入物価の上昇はドル高で抑制されている。
輸出物価は前月比1.6%下落。7月は3.7%下落していた。農産物が0.4%下落。農産物以外は1.8%下落した。
輸出物価は前年同月比で10.8%上昇。7月は12.9%上昇していた。