概要:日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比+0.23(上昇率1.09%)の21.25と上昇した。 なお、高値は21.51、
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は20日、前日比+0.23(上昇率1.09%)の21.25と上昇した。
なお、高値は21.51、安値は20.89。
今週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合、英中銀の金融政策委員会など金融関連イベントが控えており、市場では警戒感が高まりやすくなっている。
こうした中、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。
取引開始後は日経225先物は上げ幅を縮めたもののプラス圏で推移した。
しかし、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和せず、今日の日経VIは概ね先週末の水準を上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。
日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。
一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。