概要:[19日 ロイター] - 米フォード・モーターは19日、物価上昇により部品や原材料費が第3・四半期に当初想定よりも約10億ドル増えるとの見通しを示した。株価は時間外取引で4.4%下落した。
米フォード・モーターは9月19日、物価上昇により部品や原材料費が第3・四半期に当初想定よりも約10億ドル増えるとの見通しを示した。2018年10月、インドのニューデリーで撮影(2022年 ロイター/Anushree Fadnavis)
[19日 ロイター] - 米フォード・モーターは19日、物価上昇により部品や原材料費が第3・四半期に当初想定よりも約10億ドル増えるとの見通しを示した。株価は時間外取引で4.4%下落した。
また、部品不足で一時的に在庫として積み上がる車両が想定よりも増えると指摘、4万─4万5000台が第4・四半期中に完成し、ディーラーに販売されると説明した。
完成が遅れる車種は主に利益率の高いトラックやスポーツ多目的車(SUV)という。どの部品が不足するかは明らかにしなかった。
2022年通年の利払い・税引前損益(EBIT)については、115億─125億ドルの黒字になるとの見通しは変更しなかった。
第3・四半期のEBITは14億─17億の黒字になると見込んでいる。