概要:ドイツ高級車メーカーBMWのニコラス・ペーター最高財務責任者(CFO)は26日のイベントで、来年の自動車事業の利益率が7-9%目標の上限を達成できるとの見通しを示した。売上高については微増と予想した。
9月26日、ドイツ高級車メーカーBMWのニコラス・ペーター最高財務責任者(CFO、写真)はイベントで、来年の自動車事業の利益率が7-9%目標の上限を達成できるとの見通しを示した。
[ベルリン 26日 ロイター] - ドイツ高級車メーカーBMWのニコラス・ペーター最高財務責任者(CFO)は26日のイベントで、来年の自動車事業の利益率が7-9%目標の上限を達成できるとの見通しを示した。売上高については微増と予想した。
欧州については、全体に受注はなおいっぱいに入っているものの、ドイツと英国で需要の弱まりが見られるとした。フランスとスペインとイタリアでは需要が上向いているとした。
電気自動車(EV)については、今年は24万-25万台の目標を達成すると予想。来年には約40万台に増える可能性があるとも表明した。
欧州のガス不足についての質問には、ドイツとオーストリアでガス使用を15%削減しているとし、さらなる削減も可能だと回答。「ガス不足問題は、今年はわれわれに直接の影響を及ぼさない」とし、同社のサプライチェーンでも生産削減は生じていないとした。