概要:[シンガポール 27日 ロイター] - 東南アジアの配車・宅配サービス最大手企業グラブ・ホールディングスは27日、2024年下期までに収支均衡を達成できるとの見通しを示した。 22年下期の利払い・税
[シンガポール 27日 ロイター] - 東南アジアの配車・宅配サービス最大手企業グラブ・ホールディングスは27日、2024年下期までに収支均衡を達成できるとの見通しを示した。
22年下期の利払い・税・償却前利益(EBITDA)損益は3億8000万ドルの赤字を見込んでおり、上期と比較して27%改善する見通し。
23年の収入は為替変動の影響を除いたベースで前年比45─55%増加するとの見通しを示した。
デジバンク事業は、26年までに収支均衡を達成する見通し。
同社は特別買収目的会社(SPAC)との合併後に昨年12月にナスダック市場に上場したが、黒字化を果たしていない。
投資家が同社の成長戦略を見直す中、株価は年初から61%下落している。
アンソニー・タン最高経営責任者(CEO)は、収益性向上と持続的な成長の実現に向けフル稼働してきたとし、新たな目標もそれを反映していると説明した。