概要:日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は28日、前日比+1.85(上昇率7.56%)の26.33と上昇した。 なお、高値は27.28、
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は28日、前日比+1.85(上昇率7.56%)の26.33と上昇した。
なお、高値は27.28、安値は24.77。
昨日の海外市場で米長期金利が約12年ぶりの水準まで上昇し、また、欧米主要国の中央銀行による積極的な金融引き締めが景気を下押すとの懸念が継続し、市場心理は悪化しやすくなっている。
こうした中、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。
取引開始後も日経225先物は軟調な動きとなり、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは終日、昨日の水準を上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。
日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。
一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。