概要:[ヒューストン 27日 ロイター] - 米フロリダ州に向けて北上中のハリケーン「イアン」の影響で、米南部メキシコ湾の石油生産が約11%が停止した。
9月27日、米フロリダ州に向けて北上中のハリケーン「イアン」の影響で、米南部メキシコ湾の石油生産が約11%が停止した。写真は「イアン」の被害で倒れた道路標識。キューバで同日に撮影された提供写真(2022年 ロイター)
[ヒューストン 27日 ロイター] - 米フロリダ州に向けて北上中のハリケーン「イアン」の影響で、米南部メキシコ湾の石油生産が約11%が停止した。
米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、イアンは27日にメキシコ湾に到達し、5段階のうち上から2番目の「カテゴリー4」に発達する予想されている。
キューバ横断後に勢力を弱めたが、風速50キロを超える強風を伴い、今後はフロリダ州南西部に上陸しするとみられる。
安全環境執行局(BSEE)によると、メキシコ湾の石油生産量の11%に当たる日量約19万バレル分の操業が停止。天然ガスは約9%に当たる日量1億8400万立方フィート分がストップした。
同湾では、14の生産プラットフォームやリグから従業員が避難したという。