概要:岸田文雄首相は28日、都内での講演で、新しい経済対策の規模について2021年の「真水」(直接の政府支出)が30兆円を超えるかとの質問に対し、対策の規模も大事だが中身が大事で、昨年の対策は半分がコロナ対策だったと述べた。
岸田文雄首相は28日、都内での講演で、新しい経済対策の規模について2021年の「真水」(直接の政府支出)が30兆円を超えるかとの質問に対し、対策の規模は大事だが中身が大事で、昨年の対策は半分がコロナ対策だったと述べた。写真は首相官邸で会見する岸田首相で2021年10月に撮影(2022年 ロイター/Eugene Hoshiko)
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[東京 28日 ロイター] - 岸田文雄首相は28日、都内での講演で、新しい経済対策の規模について2021年の「真水」(直接の政府支出)が30兆円を超えるかとの質問に対し、対策の規模も大事だが中身が大事で、昨年の対策は半分がコロナ対策だったと述べた。
首相は新たな経済対策の規模で真水が30兆円超えるかとの質問に「数字は言っていないが、昨年の30兆円のうち半分以上はコロナが占めていた。その点も含め納得してもらえるものを準備したい」とした。
<統一教会「どう関係絶つか、具体的に示すか問われている」>
最近の内閣支持率低下は、旧統一教会と自民党の関係が理由ではとの質問に対して「まずは与野党を問わず色々(旧統一教会と)関係があったのは事実で、これをしっかり報告し、説明するところからはじめてもらいたい」と述べた。
「何によりも大事なのは関係をしっかり絶つこと」だとし、「社会的に問題を起こしている団体との関係をどう絶つのか考えたい。どう具体的に示すのかが問われている」と述べた。