概要:ディ・アイ・システム<4421>(東証スタンダード)は独立系のシステムインテグレーターである。大手SIerと長期取引関係を構築し、ワンストップサービスによる高い生産性などを強みとしている。さらなる成長
ディ・アイ・システム<4421>(東証スタンダード)は独立系のシステムインテグレーターである。大手SIerと長期取引関係を構築し、ワンストップサービスによる高い生産性などを強みとしている。さらなる成長に向けて顧客企業のDX推進を支援するためのサービスの強化・拡充を推進している。22年9月期業績・配当予想を9月16日付で上方修正した。グループ全体でDX関連の受注が好調だった。さらに23年9月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上方修正を好感して急伸する場面があった。その後は地合い悪化の影響で利益確定売りが優勢の形だが、下値固め完了感を強めている。好業績を評価して戻りを試す展開を期待したい。なお11月14日に22年9月期決算発表を予定している。
d.i.system (tse 标准)是一个独立的系统集成商。我们与主要系统集成商建立了长期的业务关系,我们的优势包括通过一站式服务实现高生产力。我们正在促进服务的加强和扩展,以支持在客户公司推广 dx 以实现进一步增长。 9 月 16 日,对截至 2010 年 9 月期间的盈利和股息预测进行了上调。整个集团与 dx 相关的订单都很强劲。此外,在截至 2011 年 9 月的财政年度,公司将继续通过积极的业务发展来扩大收益。出现了股价大涨的情景,向上修正得到积极响应。此后,由于市场情绪恶化,获利了结卖盘占主导地位,但市场增强了价格已经稳定下来的感觉。我希望部署能够评估良好的性能并尝试返回。截至 2022 年 9 月的任期的财务业绩定于 11 月 14 日公布。
■独立系のシステムインテグレーター
■ 独立系统集成商
独立系のシステムインテグレーターである。システムインテグレーション事業(業務用アプリケーション設計開発業務、インフラシステム設計構築業務、運用・保守)を主力として、教育サービス事業(新入社員・中堅技術者向けIT研修サービス)も展開している。連結子会社はアスリーブレインズ、ステップコム(21年10月に子会社化)、ウイーズ・システムズ(22年7月に子会社化)である。
独立的系统集成商。以系统集成业务(业务应用设计与开发业务、基础设施系统设计与建设业务、运维)为重点,同时开展教育服务业务(新员工、职业中期工程师it培训服务)。合并后的子公司有 aslee brains、stepcom(2021 年 10 月合并)和 wise systems(2022 年 7 月合并)。
NTTコミュニケーションズなど大手SIerと長期取引関係を構築し、ワンストップサービスによる高い生産性、新卒者継続採用と教育サービスのシナジー効果などを特徴・強みとしている。21年10月には、福岡エリアの案件増加に伴うオフィス環境整備、および福岡エリアにおける採用拠点としての活用を目的として、福岡サテライトオフィス(福岡県福岡市)を開設した。
我们与ntt communications等主要系统集成商建立了长期的业务关系,我们的特点和优势包括通过一站式服务实现高生产力、持续招聘应届毕业生以及教育服务的协同效应。 2009 年 10 月,我们开设了福冈分公司(福冈县福冈市),目的是根据福冈地区项目的增加改善办公环境,并将其用作福冈地区的招聘据点。
21年9月期のセグメント別売上高構成比は、システムインテグレーション事業が95%(業務用アプリケーション設計開発業務が41%、インフラシステム設計構築業務が38%、運用・保守が16%)、教育サービス事業が5%(新卒向け研修サービスが4%、中堅向け研修サービスが1%)だった。セグメント別利益(全社費用等調整前営業利益)構成比は、システムインテグレーション事業が88%、教育サービス事業が12%だった。
截至 2021 年 9 月的财政年度,按部门划分的销售构成比为 95% 的系统集成业务(业务应用程序设计和开发为 41%,基础设施系统设计和建设为 38%,运维为 16%),以及教育服务业务占5%(应届毕业生培训服务占4%,中层员工培训服务占1%)。从分部营业收入(调整全公司费用等前的营业收入)来看,系统集成业务占比88%,教育服务业务占比12%。
システムインテグレーション事業は、顧客の検収が多い第2四半期(1月~3月)および第4四半期(7月~9月)の売上と利益の構成比が高くなる傾向がある。ただし22年9月期から収益認識会計基準を適用しているため、これまでの売上高の四半期変動傾向に若干の影響(主に原価回収基準の影響)が生じる可能性があるとしている。教育サービス事業は毎年4~6月に新入社員向け研修の受注が増加するため、第3四半期(4月~6月)の売上高が拡大する傾向がある。
系统集成业务在第二季度(1-3月)和第四季度(7-9月)的销售额和利润占比趋于较高,此时客户验收较多。但由于从 2010 年 9 月终了的期限开始采用收入确认会计准则,到目前为止的季度销售波动趋势可能会受到轻微影响(主要是成本回收准则的影响)。在教育服务业务中,4-6月新员工培训订单每年都在增加,因此第三季度(4-6月)销售额有扩大的趋势。
■DX推進に向けて人材育成・サービス拡充
■ 开发人力资源和扩大服务以促进 dx
中期経営計画(21年9月期~23年9月期)の目標数値は、23年9月期の売上高64億07百万円、売上総利益12億93百万円、営業利益3億28百万円、経常利益3億26百万円、親会社株主帰属当期純利益2億19百万円を掲げている。さらに中長期目標として売上高100億円、営業利益10億円(営業利益率10%)を目指すとしている。
中期经营计划(从 2021 年 9 月至 2011 年 9 月)的目标是截至 2023 年 9 月的期间销售额为 64.07 亿日元、毛利为 12.93 亿日元、营业利润为 3 亿日元。2800 万日元,普通收入3.26亿日元,归属于母公司所有者的利润2.19亿日元。此外,公司的中长期目标是实现销售额100亿日元和营业利润10亿日元(营业利润率10%)。
経営方針には、人材の確保・育成およびビジネスパートナー拡大、企業のデジタル化やリモート化などキーワードに応じたIT技術の提供、DX推進を背景とするサービス拡充に向けた研究開発・新製品開発、新基幹システム導入による内部管理体制強化、ガバナンス・コンプライアンスの徹底、配当性向25%~30%目標とする株主還元を掲げている。
管理方针包括确保和培训人力资源、扩大业务合作伙伴、根据企业数字化和远程化等关键词提供 it 技术、研发和新产品开发以在 dx 推进的背景下扩展服务。引入新的核心制度,完善的治理和合规性,股东回报率达到 25% 至 30% 的股息支付率。
システムインテグレーション事業では、元請け案件獲得加速(元請け比率20%目標)に向けたビジネスパートナーの拡大とワンストップ体制の確立、大手プレイヤーが希薄な中小規模案件への積極取り組みなどを推進する。なお21年9月期の元請け比率は20年9月期比8.3ポイント上昇して24.6%となった。
在系统集成业务方面,我们将扩大业务合作伙伴的数量,建立一站式体系,以加快获得总承包项目(目标是总承包比例为20%),并推动中小企业积极行动主要参与者很少的项目。截至 2021 年 9 月的期限内,总承包商的比例比截至 2009 年 9 月的期限增加了 8.3 个百分点至 24.6%。
教育サービス事業ではリモート研修サービスの体制強化などを推進する。22年8月には「メタバース体験研修」の提供を開始した。
在教育服务业务方面,推动加强远程培训服务体系建设。 2010年8月,我们开始提供“元界体验培训”。
なお、22年10月22日開催予定の企業・学校対抗のプログラミングコンテスト「PG BATTLE 2022」にPrizeスポンサーとして協賛する。
此外,我们将作为有奖赞助商,共同赞助计划于 2010 年 10 月 22 日举行的公司和学校之间的编程竞赛“pg battle 2022”。
■22年9月期予想を上方修正、23年9月期も収益拡大基調
■ 上修截至 2022 年 9 月的财年预测,以及截至 2023 年 9 月的财年盈利增长趋势
22年9月期連結業績予想(収益認識会計基準適用のため前期比増減率は非記載、損益への影響軽微、9月16日付で上方修正)は、売上高が54億50百万円、営業利益が2億64百万円、経常利益が2億63百万円、親会社株主帰属当期純利益が1億76百万円としている。配当予想(5月13日付で期末1円50銭上方修正、9月16日付で期末1円上方修正)は、21年9月期比2円50銭増配の15円(期末一括)としている。
截至 2022 年 9 月的会计年度合并盈利预测(因适用收入确认会计准则未说明较上一会计年度的变动率,对损益影响较小,上调9月16日)销售额54亿5000万日元,营业收入2亿6400万日元,普通收入2亿6300万日元,归属于母公司所有者的净利润1亿7600万日元。股息预测(5月13日期末上调1.50日元,9月16日期末上调1.0日元)为15日元(期末),上调2.50日元日元从 2009 年 9 月结束的期限开始。
前回予想に対して売上高を26百万円、営業利益を23百万円、経常利益を23百万円、親会社株主帰属当期純利益を15百万円それぞれ上方修正した。ウイーズ・システムズ子会社化(22年7月)に加えて、機器納品遅れで先送りとなっていた一部案件の検収、教育サービスにおいて22年8月に開始したメタバース体験研修も寄与するなど、グループ全体でDX関連の受注が好調だった。収益認識会計基準適用前の21年9月期実績との単純比較では売上高は17.1%増収、営業利益は29.4%増益、経常利益は27.1%増益、親会社株主帰属当期純利益は18.1%増益となる。
与之前的预测相比,销售额上调了2600万日元,营业利润上调了2300万日元,普通利润上调了2300万日元,归属于母公司的利润上调了1500万日元。除了子公司weez systems(2010年7月),部分因设备交付延误而延期的项目的验收,2010年8月开始的元界教育服务体验培训等也为整体业绩做出了贡献dx相关订单强劲。与采用收入确认会计准则前截至 2021 年 9 月的财年业绩进行简单比较,净销售额增长 17.1%,营业收入增长 29.4%,普通收入增长 27.1%,归属于所有者的净利润母公司利润将增长18.1%。
なお第3四半期累計連は売上高が39億97百万円、営業利益が2億07百万円、経常利益が2億06百万円、親会社株主帰属四半期純利益が1億30百万円だった。主力のシステムインテグレーション事業が顧客獲得や既存顧客との取引拡大、さらにエンジニア工数の効率的な稼働などで概ね順調に推移した。
第三季度累计净销售额为39.97亿日元,营业收入为2.07亿日元,普通收入为2.06亿日元,归属于母公司所有者的净利润为1.3亿日元。公司主营系统集成业务在获客、扩大现有客户交易、工程师工时高效运作等方面整体表现良好。
収益認識会計基準適用の影響額としては、従来方法に比べて売上高が53百万円増加、売上原価が50百万円増加、営業利益、経常利益、税金等調整前四半期純利益がそれぞれ3百万円増加しているが、影響は軽微である。収益認識会計基準適用前の前年同期(売上高34億78百万円、営業利益2億26百万円、経常利益2億28百万円、親会社株主帰属四半期純利益1億55百万円)との単純比較では、一部案件の第4四半期への先送り、人件費の増加、コロナ禍緩和に伴う出張費・会議費の増加、M&Aに伴う支払手数料の発生などの影響で減益だった。
应用收入确认会计准则的影响是销售额将增加 5300 万日元,销售成本将增加 5000 万日元,营业收入、普通收入和税前净收入各增加 3 100 万日元,但影响微乎其微。采用收入确认会计准则前上年同期(销售额 34.78 亿日元、营业收入 2.26 亿日元、普通收入 2.28 亿日元、归属于母公司所有者的净利润 1.55 亿日元)简单比较,利润下降的原因是部分项目推迟到第四季度,人员费用增加,新冠危机缓解导致的差旅费和会议费用增加,以及并购产生的佣金支付。
システムインテグレーション事業は、売上高が14.8%増の37億440百万円(業務用アプリケーション設計開発業務が0.5%増の15億46百万円、インフラシステム設計構築業務が16.0%増の15億64百万円、運用・保守が69.5%増の6億28百万円)で、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が10.7%増の7億38百万円だった。教育サービス事業は売上高が17.5%増の2億57百万円(新卒向け研修サービスが22.3%増の2億38百万円、中堅向け研修サービスが20.1%減の19百万円)で、セグメント利益が26.6%増の98百万円だった。
在系统集成业务中,销售额增长14.8%至374.4亿日元(业务应用程序设计和开发业务增长0.5%至15.46亿日元,基础设施系统设计和建设业务增长16.0%)15.64亿日元, 6.28亿日元(运营和维护)增长69.5%,部门利润(全公司费用等调整前的营业利润)增长10.7%,达到7.38亿日元,为100万日元。教育服务业务销售额增长17.5%至2.57亿日元(应届生培训服务增长22.3%至2.38亿日元,中层员工培训服务下降20.1%至1900万日元),分部利润增长 26.6% 至 9800 万日元。
四半期別に見ると、第1四半期は売上高が12億07百万円で営業利益が33百万円、第2四半期は売上高が13億40百万円で営業利益が1億54百万円、第3四半期は売上高が14億50百万円で営業利益が20百万円だった。なお四半期変動の季節要因として、システムインテグレーション事業は顧客企業の決算月となる第2四半期(1月~3月)および第4四半期(7月~9月)の構成比が高くなる傾向がある。教育サービス事業は新入社員向け研修の受注で、第3四半期(4月~6月)の売上高が増加する傾向がある。
按季度分,第一季度销售额为 12.07 亿日元,营业收入为 3300 万日元,第二季度销售额为 13.4 亿日元,营业收入为 1.54 亿日元,第三季度销售额为 14.5 亿日元,营业收入收入为2000万日元。作为季度波动的季节性因素,系统集成业务在客户公司的最后几个月的第二季度(1-3月)和第四季度(7-9月)的销售额中往往占比较高。教育服务业务接到新员工培训订单,第三季度(4-6月)销售额趋于增长。
22年9月期はグループ全体でDX関連の受注が好調である。さらに23年9月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。
在截至 2010 年 9 月的期限内,整个集团与 dx 相关的订单都很强劲。此外,在截至 2011 年 9 月的财政年度,公司将继续通过积极的业务发展来扩大收益。
■株価は下値固め完了
■ 股价已经固定在底部。
株価は上方修正を好感して急伸する場面があった。その後は地合い悪化の影響で利益確定売りが優勢の形だが、下値固め完了感を強めている。好業績を評価して戻りを試す展開を期待したい。9月28日の終値は760円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円21銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想の15円で算出)は約2.0%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS347円71銭で算出)は約2.2倍、そして時価総額は約23億円である。(日本インタビュ新聞社アナリスト水田雅展)
出现了股价大涨的情景,向上修正得到积极响应。此后,由于市场情绪恶化,获利了结卖盘占主导地位,但市场增强了价格已经稳定下来的感觉。我希望部署能够评估良好的性能并尝试返回。 9月28日收盘价760日元,当期预期综合市盈率(根据公司60.21日元的综合eps计算)约为13倍,当期预期股息收益率(根据公司每股收益计算) 15 日元的预测)约为 2.0%。上一期合并 pbr(根据上一期合并 bps 347.71 日元计算)约为 2.2 倍,市值约为 23 亿日元。 (日本采访新闻分析师水田正信)