概要:内閣府が30日に発表した9月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は、前月から1.7ポイント低下し30.8となった。悪化は2カ月ぶり。
9月30日、内閣府が発表した9月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は、前月から1.7ポイント低下し30.8となった。写真は都内で2020年9月撮影(2022年 ロイター/Issei Kato )
[東京 30日 ロイター] - 内閣府が30日に発表した9月消費動向調査によると、消費者態度指数(2人以上の世帯・季節調整値)は、前月から1.7ポイント低下し30.8となった。悪化は2カ月ぶり。
内閣府は消費者態度指数の基調判断を先月同様「弱含んでいる」とした。
指数を構成する4項目、「暮らし向き」、「収入の増え方」、「雇用環境」、「耐久消費財の買い時判断」のすべてが先月から悪化した。
消費者が予想する1年後の物価の見通しは、前月に比べて「上昇する」との回答が0.2%ポイント増加し94.0%となった。
内閣府は物価予想の判断を「上昇すると見込む割合は9割を超えている」で据え置いた。