Axi

Axiの基本情報と規制情報

2007年に設立されたAxiは、オーストラリアが所有するオンラインFXブローカーで、オーストラリア証券投資委員会（ASIC AFSL番号318232）、ドバイ金融サービス庁（DFSA Reference Number F003742）、金融行為庁（FCA Reference Number 509746）の規制を受けています。まだ、Axiはセントビンセント・グレナディーンで法人化されたAxiTrader Limited（AxiTrader）の商号であり、国際事業会社登録機関による番号25417 BC 2019で、金融サービス機構に登録されています。今Axiは、80の通貨ペアと、商品、金属、指数、暗号通貨の65種類のCFDでの取引を提供するブローカーです。Axiは、顧客向けにプレミアムMT4 NextGenアドオンパッケージを用意しています。さらに、Axiはいくつか取引プラットフォームとツールを提供しています。

Axiの金融商品

AxiはFXとCFDのみを提供しています。実際の株式やETFのような人気のある資産クラスは利用できません。まだ、AxiはFX商品を取り揃えています。ただ、株価指数、コモディティ投資、暗号CFDの品揃えは平均的ですが、株式、ETF、債券CFDは利用できません。

Axiの口座開設

Axiの口座開設はユーザーフレンドリーで完全デジタル化されていますが、類似のオンラインブローカーに比べて少し時間がかかります。さらに、Axiは最低預金額を要求しません。なお、Axiは、口座を誰が所有しているか、どのような手数料体系が適用されているかの2種類の口座を差別化しています。

Axiの最低預金額

Axiは2種類の口座を提供しています。スタンダードとプロです。この2つの口座タイプの主な違いは手数料です。なお、それぞれの口座タイプに最低入金額は必要ありません。

Axiのスプレッドと手数料

スプレッドは、プロ口座では0.0pipsから、スタンダード口座では0.4pipsからとなっています。スタンダード口座タイプのスプレッドは1.0pipsからで、手数料は無料です。プロ口座のスプレッドは0.0pipsからで、往復で7ドルの手数料がかかります。

Axiの入出金

Axiは入金・出金手数料を無料としています。入金にはクレジットカード、デビットカード、銀行振込、電子マネーが使用できますが、出金には銀行送金と電子マネーしか使用できません。Axiでは、AUD、CAD、CHF、EUR、GBP、HKD、JPY、NZD、PLN、SGD、USDの11種類の基本通貨を選択することができます。

Axiの取引プラットフォーム

Axiのウェブ取引プラットフォーム（MT提供）は、カスタマイズ性が高く、明確な手数料明細を備えています。その一方で、デザインは古く、2段階のログインやプライスアラートがありません。Axiは自社開発の取引プラットフォームを持っておらず、第三者のプラットフォームであるMT 4を使用しています。

Axiのリスク

店頭デリバティブは複雑な商品であり、レバレッジにより初期投資額を大幅に上回る損失を急速に被るリスクが高くなります。店頭デリバティブの仕組みを理解しているかどうか、また、資本に対する高いリスクを取る余裕があるかどうかを検討する必要があります。店頭デリバティブへの投資は大きなリスクを伴い、すべての投資家に適しているわけではありません。

Axiの教育と研究

AXIでは、デモ口座をはじめとする様々な教育ツールを提供しています。デモ口座では、仮想のお金を使い、ライブ口座と同じ機能を利用することで、初心者の投資家が取引環境に慣れることができます。さらに、AXIでは、チャートツール、ニュースフィード、経済カレンダーなどのリサーチオプションが用意されており、これらはMT4プラットフォームからアクセスできるため、投資家は市場のニュースや動きを常に把握することができます。

Axiのカスタマーサポート

Axiは、電話、チャット、メールで連絡が取れます。回答はほとんどが適切かつ迅速です。一方で、カスタマーサービスは平日の24時間のみ利用可能です。

Axiの長所と短所

Axiは外国為替手数料が安く、無期限の手数料もかからず、入出金も無料です。口座開設のプロセスはスムーズで、完全にデジタル化されています。しかし、このブローカーは、外国為替商品といくつかのCFDという小さな範囲の商品しか扱っていません。また、カスタマーサポートは24時間365日対応ではなくで、リサーチの選択肢も限られています。