エバコア、Ｍ＆Ａ助言番付が上昇－グラブやマイクロソフトの案件寄与

　　ブティック型投資銀行の米エバコアは今週相次いで成立したハイテク企業の合併・買収（Ｍ＆Ａ）案件２件で主要な助言役を務めた。規模は合わせて最大600億ドル（約６兆5300億円）で、同社のＭ＆Ａ助言ランキング上昇に寄与した。

　　エバコアは13日発表された東南アジアの配車サービス大手グラブ・ホールディングスと特別買収目的会社（ＳＰＡＣ）アルティメーター・グロースの400億ドル規模の合併でグラブ側の主要な金融アドバイザーだった。

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　　12日には米マイクロソフトによるニュアンス・コミュニケーションズ買収でエバコアがニュアンス側の「独占的金融アドバイザー」だったことも発表文で判明した。この買収でニュアンスの企業価値は197億ドルと評価された。

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