DogecoinがTwitterで「DogeDay」を挙げ　暗号通貨のスポットライトを浴る

　　Dogecoin（DOGE）は、過去1週間で価格が500％以上も急上昇し、注目されています。昨日に暗号通貨時価総額ランキング第4位まで上昇しています。

　　先日、Dogecoinの宣伝は、「#DogeDay420」と名付けられた新しいソーシャルメディア‧キャンペーンによって煽られているようです。Doge Day 420は、Dogecoinの投資家とサポーターから計画されたイベントであり、4月20日をDoge暗号通貨の国際的なお祝いの日にしようとしています。この日は、大衆文化において大麻を吸うことを意味する非公式の口語表現です。しかし、暗号通貨の愛好家たちは、価格を0.69ドルに引き上げることで、非公式なDOGEの祭日にしたいと考えています。

　　暗号融資会社Nexoの共同創業者であるM.O.S.は、Dogecoinコミュニティは伝統的な金融システムを軽蔑するミレニアル世代で構成されているため、その目標を達成できると考えています：「ミレニアル世代を中心とした投資家たちは、Dogecoinを大義名分として捉えています。ドッグコインは、私たちの目の前で起きている時代の流れを象徴しています。」

　　実際、#DogeDay420には、チョコレートバーブランドのSnickersとMilky Wayにも賛同を得て、オンライン小売店のNeweggが、Dogecoinを公式な支払い方法として受け入れています。

　　‧懸念の声も

　　Dogecoinのソーシャルメディアでの熱狂は確かに勢いを増していますが、暗号通貨業界の著名人の中には懸念を抱いているトレーダーもいます。

　　Cardanoの開発者であり、IOHKのCEOであるチャールズ‧ホスキンソン（Charles Hoskinson）氏は、DOGEをまつわる現在の物語は、何も知らない投資家にトークンを投げつけようとする「賢いクジラ」が仕組んだ「市場操作」を反映していると主張しています。この元イーサリアム開発者は、Dogecoinが経験した最近の価格変動は持続可能ではなく、大規模な損失につながる可能性があると主張しています。「儲かった人はいいけど、さっさと手を引いてください。これはバブルであり、現実ではなく、持続可能なものは何もありません」とホスキンソン氏は述べています。

　　IntoTheBlockの「In/Out of the Money Around Price」（IOMAP）モデルによると、Dogecoinは安定したサポートラインの上にいることがわかいます。0.368ドルから0.372ドルの間に約916万のDOGEを62,200近くのアドレスで購入していることで、潜在的な下降が急な調整に発展するのを防ぐことができる可能性があると分析しています。

　　日本時間 4月21日 10時38分 1DOGE= 0.31USD (日本円33.45JPY)