概要:先日、PoS(プルーフ・オブ・ステーク:proof-of-stake*)ブロックチェーンネットワークのハーモニー(Harmony)社は、すし(Sushi)社とのパートナーシップ契約を拡大する決定を発表しました。
先日、PoS(プルーフ・オブ・ステーク:proof-of-stake*)ブロックチェーンネットワークのハーモニー(Harmony)社は、すし(Sushi)社とのパートナーシップ契約を拡大する決定を発表しました。
Sushiは分散型金融サービスのフルスタックを提供するコミュニティ主導型のDefiプラットフォームで。5月にHarmonyのブロックチェーン上にSushiswapを展開して以来、Harmonyとの連携を深めており、Defiの製品群を全面的に投入する計画を明らかにしています。パートナーシップの拡大に伴い、400万ドルのインセンティブ・キャンペーンを実施する予定です。
一方で、分散型取引所(Dex)の競争は激化し続けています。
Dune Analytics社の7日間の統計によると、SushiswapはDexの取引量の11%のシェアを持ち、この分野で第2位となっています。首位はUniswapで、7日間の取引量の61%を占めています。
Harmonyのメインネットの立ち上げから2周年を迎えるにあたり、今回のパートナーシップの拡大は、Harmonyの2秒の取引速度と低い取引コストを活用しながら、プロトコルのクロスチェーン(protocols cross-chain)Defi機能を強化することを目的としています。
*プルーフ・オブ・ステーク(Proof-of-stake、PoS)は暗号通貨のブロックチェーンネットワークによる分散型コンセンサスの達成を目的とするアルゴリズムの一種。PoSベースの暗号通貨では次のブロックの作成者は資産または年齢(例:ステーク〈掛け金〉)等ランダムな様々な組み合わせで選ばれます。(参照:Wikipedia)