概要:【WikiFX】今週中国の不動産問題、米金利の上昇(FOMC)など金価格の下落要因であり、10月ぐらいまでは、下落基調が継続するだろう。
通貨ペア:GOLD
皆様、こんにちは。
今週の月曜日から上昇を続けて、火曜日から水曜日にかけて、逆ヘッドアンドショルダーを形成しましたね。非常に強い上昇の動きだったので、積極的に狙えた部分だと思います。
日本時間の木曜日未明にFOMCの政策発表があり、金価格は急落しました。長いヒゲが恐ろしいですが‧‧‧。その代わり、米株式市場が反発しました。米国の利上げに一歩近づけば、金価格は下落します。セオリーどおりの動きです。
では、まず金相場の1時間足チャートを分析してみましょう。
木曜日の安値は1737付近でした。ヘッドアンドショルダーを完成した後、再びトレンド方向に戻ってきましたね。中国の不動産問題が一服しているので、しばらくは下落トレンド方向へと進んでいくと予想しています。
日足チャートを見てみましょう。
日足チャートに平行チャネルを描画してみました。現在は、このチャネルに沿って下落基調が続いていると判断できます。
1720が重要なサポートラインになっており、終値で割るかどうかがポイントです。
感染症の影響があるものの、米国、イギリスは金利正常化の方向にシフトしています。金利の上昇は、金価格の下落要因の1つになります。
10月ぐらいまでは、下落基調が継続しそうです。先週もお伝えしましたが、年末には金(GOLD)の需要が増えて金価格が上昇しやすいというアノマリーがあります。
このアノマリーも頭の片隅においてトレード計画を練っていきたいと思います。
今週もお疲れ様でした。どうぞ良い週末をお過ごしください。
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