概要:【WikiFX】・通貨USD /JPY分析 ・デイトレード計画(GBPUSD)
おはようございます。日に日に寒くなってきたね。しっかりと防寒して相場に挑もうと思っております。それでは水曜日(2021年11月17日)の動きを振り返ってみましょう。
東京時間は上値を目指すも115円手前で上値の重い展開。4年8か月ぶりの高値水準となる114.97をつけるも、利益確定の押され反落。一時ピボット付近の114.692まで値を下げる。
ロンドン時間では方向感なく推移するも、NY時間開始と同時に下値を拡大。前日安値も下抜け、ボラティリティの大きな1日となった。
17日発表されたイギリスの消費者物価指数(CPI)は前年比4.2%上昇と、10年ぶりの高い水準となった。これで12月の金利の引き上げの可能性が高まる。イギリスは景気も不調で、物価も上昇ということなので、スタグフレーションに突入したという見方もある。
米国10月住宅着工件数 は市場予想よりも減少となり、今年の4月以来の低水準。原材料の高騰が影響したとみられる。
チャートは週足。赤矢印で示したローソク足の安値が、ボリンジャーバンド1σにタッチしてから上昇中。バンドウォークの値動きの特徴である。買いポジションで利益が乗っているのであればホールドが良いと考えている。赤の水平ラインは月足の始値。ここより上で引けると今月は陽線となり、下で引けると陰線となるので、買い注文、売り注文とも入りやすいポイント。115円には厚めのオプションカットがあるので、短期売買する際には注意が必要。
チャートは4時間足。現在トレンドラインへリテスト中。下落の勢いが強いので、買いを狙う場合はしっかり反転してから追いかけたい。一気に下落してきたので、ロンドン時間以降のトレンドの方向を確認してトレードしたいと思い。赤の水平ラインは月足の始値。
チャートは15分足。垂直線を境に左が16日で右が17日。16日は上値を伸ばしピボットのR3を超えて1日が終了。このように、前日にR3を達成した場合、次の日はピボット(センターライン)をターゲットとして動くことが多め。ピボット(センターライン)を狙う値動きは、前日のパターンに応じて傾向がみられるので、上手に使いこなしていきたい。「セントラル・ピボット・レンジ」もそうだが、海外に比べて日本はピボットの使用者が少ない気がしている。機会があれば紹介していきたい。
エントリーポイント(指値注文)···1.34555
利益確定ポイント···1.35157
損切りポイント…1.34389
本日のピックアップ通貨はポンドドル。エントリーはピボット(センターライン)で行う。ピボットはフィボナッチリトレースメントの38.2%とほぼ重複しており強めの反発ポイント。利益確定ポイントはピボットのR1で行い、損切りは「セントラル・ピボット・レンジ」の少し下。相場に勢いが出ているので押し目狙い戦略となる。
【注意事項】
※全ての情報は、アナシスト情報を基づいた判断しているものであり、あくまでも情報提供が目的です。投資判断の全ての責任は、トレーダーにあります。レポート著者を含め、WikiFXは一切の責任を負いません。
今週水曜日(2021年12月15日)に、行われるFOMCの金利決議発表前に、米ドル円は狭いレンジで推移すると思われます。
注目されている新型コロナの変異株、オミクロン株も国内で2例目を発見されたそうです。再び緊急事態宣言が出されないように、皆さんも気を緩めずに、感染対策を万全にしましょう!
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