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おはようございます。最初に月曜日(2021年11月8日)の動きを振り返ってみましょう。
昨日のドル円の動きとファンダメンタルズ
東京時間は国内輸出企業の実需の買いなどで113.66まで上昇するも、米長期金利が小動きとなり、ドル円も材料薄でもみ合い。欧州・ニューヨーク外為市場ではドルが下落。パウエルFRB議長の発言を控える中、下値を試す展開となり、113.071と1か月ぶりの安値をつける。
先週はオーストラリア、アメリカ、イギリスの政策金利発表もあり、各国利上げに慎重な姿勢を見せた為、ドル買い地合いの見通し 。金曜日には米雇用統計が発表され、米非農業部門雇用者数変化は53万人に増加、失業率も0.2%改善。ともに市場予想より好結果となり、米金利上昇・ドル買いに動いている
本日は23時からパウエルFRB議長の発言があります。
月初なので月足から見ていきます。チャートは月足。赤矢印が10月の月足。大陽線が出現しており上げの力が強い。大陽線をつくる材料となったのは、水色四角の高値3点だと考えています。値が下がってきた場合、この高値をサポートにして上げに転じるシナリオも考えており、111.835~112.393をサポートゾーンとして考える。
チャートは週足。価格はきり下がっていないが、オシレーター(RSI14)は切り下がる「ヒドゥンダイバージェンス」が発生。その後、強い上げがあり、上値は「114.692」(緑四角)まで上昇。この値はフィボナッチエクスパンションの61.8となっている。この場合、その基点となった高値「111.650」(橙色四角)は市場に意識されやすくなりますので、この値もサポートラインの候補に追加。
チャートは日足。チャートパターンの「フラッグ」を示す。このフラッグのチャネルの角度は、過去チャートでも度々繰り返されてきた角度なので信頼度は高めである。チャネル付近で4時間足以下の反転パターンが発生した場合、エントリーを検討予定。
チャートは1時間足。ローソク足ではなくラインチャートを使用。現在チャネル下限(橙色)接触後に反発。日足のチャネル(緑色)付近でもあるので、ここから上げていく事も想定していきます。最後の一伸びで「113.029」~「113.061」まで来た場合買いの検討。チャート上の番号は波系のリズムで、現在高値安値とも切り下がっている下降トレンドとなっており、安心して買っていけるのは④の戻り高値を超えてからとなる。
条件付き買い指値のエントリーポイント···113.286
利益確定ポイント···113.497
損切りポイント…113.065
本日のトレードアイデア。チャートは1時間足。上げた後のロールリバーサルを狙っていく。価格が「113.5近辺」まで到達するようなら、「113.286」で押し目待ち。上がることなく損切ポイントの「112.065」を下抜けるようなら、このプランは破棄。
今週水曜日(2021年12月15日)に、行われるFOMCの金利決議発表前に、米ドル円は狭いレンジで推移すると思われます。
注目されている新型コロナの変異株、オミクロン株も国内で2例目を発見されたそうです。再び緊急事態宣言が出されないように、皆さんも気を緩めずに、感染対策を万全にしましょう!
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