概要:中国の小売売上高(前年比)が11:00に発表され、市場予想のマイナス7.1%に対しマイナス6.7%となり、前回値のマイナス11.1%から改善しました。
中国の小売売上高(前年比)が11:00に発表され、市場予想のマイナス7.1%に対しマイナス6.7%となり、前回値のマイナス11.1%から改善しました。同じく中国の鉱工業生産(前年比)も発表され、前回のマイナス2.9%から上向きとなり、プラス0.7%で着地しました。良好な中国経済の状況が反映され、指標発表直後から人民元円は20.131まで上昇しています。
本日は、米国時間の27:00にFOMC政策金利発表が予定されており、為替市場・株式市場ともに様子見ムードが広がっています。FOMCまではレンジ相場が予想されるため、ポジション量の調整や、エントリーを見送る姿勢を見せたいところです。中国・小売売上高の発表後、レンジ推移だったクロス円は小反発となり、米ドル円は135.278付近で推移しています。
米ドル円は、本日のアジア時間で今年高値を更新し、135.583をタッチしました。テクニカル的には、日足ベースでRSIが77.9まで上昇しているものの、RSIの前回高値である88.0まで余力があります。また、4時間足では20EMAに下値を支えられる形で反発上昇が入っているため、調整しつつの上値余地を念頭に入れておきましょう。
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