概要:ドイツ連邦統計局より6月の製造業受注が4日に発表され、前月比で前回値の0.1%からマイナス0.4%に、前年比で前回値のマイナス3.1%からマイナス9.0%へと悪化しました。
ドイツ連邦統計局より6月の製造業受注が4日に発表され、前月比で前回値の0.1%からマイナス0.4%に、前年比で前回値のマイナス3.1%からマイナス9.0%へと悪化しました。それぞれ市場予想のマイナス1.7%、マイナス10.8%からは上振れました。
主に非ユーロ圏からの新規受注が4.3%減少したことが結果に響きました。海外からの受注は1.4%減、国内受注は1.1%増、ユーロ圏からの新規受注は3.4%増となりました。
ドイツは7月の製造業PMI(改定値)が2年以上振りにベンチマークの50を下回ったばかりでしたが、今回の製造業受注のマイナス結果を受け、第3四半期の経済成長が縮小するかが焦点となっています。
指標発表後、ユーロは対円・対ポンドで強含みました。ユーロ円は時間足20MAに下値を支えられ、135.839から昨日高値の136.442まで上昇しています。一昨日の直近安値である133.398からすでに3.1円反発しています。ユーロ円は日足ベースで200SMAがサポートとなり反発上昇したため、昨日からの反発が継続するのか、本日のECB月例報告や米国の指標発表の様子を伺いつつ値動きを静観しましょう。
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